別冊マーガレット （2015年10月号）掲載 幸田もも子先生の「センセイ君主」 27話
「Lesson27」 のネタバレ感想です！
「先生が来なかったら、佐丸に告白する」との決意を胸にあゆはの家に向かう虎竹。
一方、弘光もあゆはの家に向かいます―！
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駐車場にて車のエンジンをかけようとキーを回す弘光。
しかし何度キーを回してもエンジンはかからず、仕舞いには「ボンッ」と爆発音が！
目が点になる弘光…。
■その頃あゆはの家では、あゆはと虎竹が勉強をしています。
「答えがわかった！」と笑顔のあゆはに対して
「全然違う。どうしてそーなるんだ」と呆れ顔の虎竹。
慌てて本を手に取るあゆはに
「チャーリーパピコはしまえ！！」とツッこむ虎竹。
あゆはの手には「チャーリーパピコの導きⅡ」がw
虎竹はあゆはに勉強を教えながらも弘光が来ない事を気にします。
■一方弘光は、車内からタクシー会社に電話の最中。
タクシーの配車を依頼しますが、運悪くタクシーは全て出払っており、
「いつ来れるかわからない」との返答に「は？」とキレる弘光。
■なかなか来ない弘光に
「職員会議でもあるのか？まだ余裕ぶっているのか？」と考える虎竹でしたが、
まだ学校は終わったばかり。夜まで待つ事を決めたその時、白目を向いて机に倒れこむあゆは。
「どうした佐丸！？」と焦る虎竹に、あゆはは「おなかすいた」と呟きます。
■その頃、駅で電車を待つ弘光でしたが、なんと人身事故の発生で電車が止まっています。
「何なんだよ今日は…」とまたキレる弘光。
（あゆはを）「奪うっすよ」という虎竹の言葉を思い出し、顔には焦りの表情が。
■一方あゆは宅。
手際よくパスタを作る虎竹に「なんでそんなにちゃっちゃと作れるの？」と涎を垂らすあゆは。
虎竹は「親の帰宅が遅いし、家で結構作ってるから」と答えます。
「虎竹の彼女になる人は幸せだね！勉強も教えて貰えて料理も作って貰えて！
今好きな人いないの！？たまには虎竹の恋バナ聞かせてよ！」と笑顔のあゆはに対して
「オレの話はいい」とごまかす虎竹でしたが、あゆは「いつもあたしばっかでやだ」、
「それともあたしって相談相手にならない？」とスネてしまいます。
「そんなんじゃなくて、話す時になったらちゃんと話す」と語る虎竹に対して
「もしかしてアオちんとか！？」とときめくあゆは。
「何がどーしてそーなるんだ」と蒼白になる虎竹。
「オレの事よりお前はどうなんだ？」と弘光の事について追求され、
途端にテンションの下がるあゆは。
「ここ数日なんでこうなってしまったか考えたけど、
あたしが一人で勝手に秋香さんに負けて自滅してしまった」
「秋香さんと居る方が先生は楽しいんじゃないか、あたしといて物足りなくないのか、
秋香さんのようにキレイだったら、あたしにも先生を引きつける特技があったら…と、
考えてもしょうがない事を考えて勝手に負けてしまった」と語ります。
■その頃、やっと電車が動き、
「駅でタクシーを拾って、さまるんの家まで30分位か」と考える弘光。
そこに急ブレーキの音が響き、停車する電車！
「いたずらで緊急停止ボタンが押されたとの事で復旧までしばらくお待ち下さい」
とのアナウンスを聞いて、「緊急停止ボタン押したヤツの人生緊急停止しろ」とキレる弘光。
■あゆは宅では
時計に目をやり、「そんな事は絶対無いけど、もしこのままアイツが来なかったら…」と焦る虎竹。
時計の針は19：30を指しています。
そこにあゆはが「引かないで聞いてくれる？」と前置きし、
「虎竹から見たあたしの魅力は何かあるか？」と質問します。
「あたし的にはガッツがあるとこがあたしの魅力で、
もっともっと自分磨きを頑張って、今の自分に胸を張れるようになりたい」
「自分を信じられないからいつまでも先生の気持ちを信じられないが、
それは先生を傷つける事だった。」
「“先生が好きって言ってくれるあたしを信じる”んじゃダメで、
あたしがあたしを信じなきゃダメだった」
「もう絶対先生の気持ちを無駄にしない。
秋香さんがどんなに先生を好きと言ってきても、
先生にはあたししかいないと胸を張れるあたしになる！」
と決意を語るあゆはを言葉も無く見つめる虎竹。
「参考までに、なんかあたしのいいとこあったら教えて！」語るあゆはに
「そんなの全部だよ」と微笑む虎竹。
■一方、ドシャ降りの中、1台も居ない駅のタクシー乗り場に佇む弘光。
「ここまでついてないといっそ清清しい」と考えた後、
決意したような表情で真っ直ぐ前を見つめ、ネクタイを緩めた後、雨の中を駆け出します。
■その頃虎竹は、あゆはの「いい所」について語ります。
「バカですぐ調子に乗って、そのくせすぐ落ち込んで空回って。
信じられない無駄な事全力でやってマジ見てられない。」
「でも、そんなお前の全部が好きだ」
「オレも、きっと先生も。」
「バカでも何も特技無くてもお前の代わりなんていない。
お前は十分魅力的。お前を一番長く近くで見てきたオレが保証する。」
「安心して胸張れよ！」と笑顔の虎竹の言葉に
「ありがとう虎竹」と涙を流すあゆは。
照れ臭そうな虎竹はあゆはに「アイス買ってこい」と命令します。
「でもなんか外すごいドシャ降り…」とたじろぐあゆはを「いいから買ってこい！」と追い出し、
「最後の賭けだ」と考えます。
■家を出て歩き始めたあゆはは、息を切らしてずぶ濡れの弘光と出会います。
「びしょ濡れじゃないですかっ…」と弘光に傘を差し出すあゆは。
視線を逸らせて無言の弘光。
「……」 あゆはの目には涙が浮かび、
「先生、“もうやめる”って言ったの取り消して貰えませんか？」
「あたしまだまだのびしろだらけですから」
「ちゃんと成長しますから」と訴えます。
次の瞬間、あゆはを片手で胸に抱き寄せる弘光！
弘光の胸には「そういう顔をあゆはちゃんにもっと見せてあげればいい。
理屈抜きの素直なあんたの気持ちをあゆはちゃんは知りたいんだ」という松本先生（麦ちゃん）の言葉がよぎります。
口を開いた弘光は、
「俺はさまるんが思う程完璧でも何でも無い。
自分に自信があるわけでも無いけど、さまるんがバカみたいに俺を信じてるから、
せめてさまるんの前ではさまるんがカッコいいと思う、さまるんが信じる自分でいようって思える。」
「さまるんに出会わなかったらそんな気持ちも知らなかった。」
「俺にはさまるんが必要なんだよ」と告げます。
弘光の胸の中で「そんなの…初めて聞きました」と泣き出すあゆは。
「言ってなかったっけ？」
「言ってませんよー」のやり取りの後、
「弘光先生、大好きです」と告げるあゆは。
弘光はあゆはの手を握りしめ、キスをして「知ってるよ そんなの」と応えます。
そんな二人を横目に笑顔？でその場を去る虎竹―。
次号に続きます！
Lesson 26 ◆◇
目次 ◇◆ Lesson 28
——*…*——*…*——*…*——* 感想 *——*…*——*…*——*…*——*
ぎゃー！！ようやく！
ようやく弘光先生とあゆはがラブラブに戻りました！！
2ヶ月…長かった！！
雨の中あゆはの元に駆けつけた時の弘光先生の表情！！
あゆはを片手で胸に抱き寄せた後の弘光先生の表情！！
「俺にはさまるんが必要なんだよ」と語った時の弘光先生の表情！！
「先生大好きです」というあゆはの頬に手を添える弘光先生の表情！！
萌え死にますー！！カッコイイーー！！
しかし往来でキスしてしまう弘光先生にビックリですw
誰かに見られたらどうするのーっ！！
それしても虎竹！！お前にはガッカリだよ！！
だがそこがいい！！ww
結局ちゃんとした「告白」はしませんでしたが、「好きだよ」とは言えました！！
語尾の「先生もな」は余計でしたがww
あくまで虎竹はそっと見守るポジで行くんだなぁと…。
ライバルポジにはどうもなりきれなかったようです…。
だがそこがrya…
弘光先生の事をあきらめないと宣言した秋香は今後もまだ出てくるのか！？
アオちんは弘光先生とあゆはのやり取りを聞いていたのか！？
まだまだ次回が気になります！！
次号、別冊マーガレット11月号は10月13日（火）発売です！
——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…*——*
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